雲仙市ってどんなところ?
長崎県南部、島原半島の北西部に位置し雲仙普賢岳を取り巻くように位置しており、西岸に橘湾、東岸は有明海に面しています。
総面積は214.31㎢で県全体の5.2%を占めています。
気候は温暖多雨の恵まれた条件にあります。
また、本市内の一部は日本最初の国立公園である雲仙天草国立公園に指定されているように、県内でも有数の観光地でもあります。
なお、本市は平成17年に国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町、千々石町、小浜町、南串山町の7町により合併し、雲仙市となっています。
総人口は44,688人です。世帯数は17,212世帯です。
(平成29年9月末日現在、住民基本台帳登載人口)
市内各地区の人口等内訳は、次のとおりです。(人、世帯)
地 区 | 人 口 | 世帯数 |
国 見 | 10,292 | 3,635 |
瑞 穂 | 5,022 | 1,898 |
吾 妻 | 6,599 | 2,487 |
愛 野 | 5,678 | 2,156 |
千々石 | 4,787 | 1,828 |
小 浜 | 8,443 | 3,809 |
南串山 | 3,867 | 1,399 |
地 区 | 概 況 |
国 見 |
市内最大の人口を有しています。高校サッカーの国見高校で有名。有明海に面し、有明フェリーで熊本県長洲町と繋がっています。 |
瑞 穂 | 有明海に面し、「みずほ温泉千年の湯」を有する。多種の農業生産物を栽培しています。 |
吾 妻 | 有明海に面し、雲仙市本庁を有する。地区内各地から遺跡や古墳が発掘されています。 |
愛 野 | 本市と隣接する諫早市への玄関口。諫早市等のベッドタウンとなっており、人口も増加傾向にあります。 |
千々石 | 橘湾に面し、海岸線は白砂連なる白浜で日本の自然百景にも選ばれています。 |
小 浜 | 橘湾に面し海岸沿いには小浜温泉、山間部には雲仙温泉を有する県内有数の観光地です。 |
南串山 | 橘湾に面し、漁業が盛んな地区であり山間部では、じゃがいも等の各種野菜の栽培で有名です。 |
生活圏は市内もとより島原半島内の島原市、南島原市及び長崎市、諫早市、大村市が主要地です。
公共交通機関として県営バス、島鉄バスによる路線バス、島原鉄道があります。また、国見町の多比良港からは熊本県長洲町と結ぶ有明フェリーが発着しています。
●総生産額の産業別比率は、次のとおりです。
産 業 | 比率(%) |
第1次産業 | 11.3 |
第2次産業 | 13.2 |
第3次産業 | 74.6 |
- 産業分類別比率はサービス業(25.3%)、不動産業(14.4%)が上位を占めています。また、本市の特徴として農業の割合(10.3%)が県平均(1.6%)を大きく上回っていることが、大きな特徴です。